クロスフィットは、「高い強度で行う多様なファンクショナル(日常動作)トレーニング」です。
日常生活で使う動きをベースに、体操運動、筋力トレーニング、有酸素運動を行い、「10つの基礎運動能力」をバランスよく鍛えます。
毎日異なるメニューなので飽きが少なく、短時間(約1時間)で効果的なトレーニングができます。
また1人では続けにくいトレーニングも、少人数で行うセミパーソナル形式なので、「モチベーションが保ちやすい」、「一緒に挑戦する楽しさ」、「クラスを頑張った達成感」のような継続しやすい仕組みが整っていることもクロスフィットの魅力の1つです。
他にも、専門的な資格を持ったコーチのサポートが受けられるので、効率良いフォームの獲得や、その日の体調に合わせた強度の調整など初心者から上級者まで無理なく自分のペースで挑戦することができます。
1. 心肺持久力
体内に酸素を取り込み、処理運搬する能力。
2. スタミナ
エネルギーを取り込み、各部位に運搬し、蓄え利用する能力。
3. 筋力
筋肉が単一的、または複合的に力を適応する能力。
4. 柔軟性
関節を最大可動域で動かす能力。
5. パワー
筋肉が単一的、または複合的に最大の力を最少時間で適応する能力。
6. スピード
反復動作に要する時間を最短にする能力。
7. 連動性
複数の異なる動作パターンを組み合わせて1つの特有の動作にする能力。
8. 俊敏性
ある動作パターンから他の動作パターンへ移行する時間を最短にする能力。
9. バランス
重心位置を支点を基準に操作する能力。
10. 正確性
動作方向とその強弱を操作する能力。
クロスフィットレベル1トレーニングガイド 図2 P19より引用
クロスフィットでは、日常生活に必要な動作を基にした多様なトレーニングを行います。これらは以下の3つの要素を組み合わせたプログラムで構成されています:
例: クリーン&ジャーク、スナッチ、デッドリフト、スクワット。
例: プルアップ、ハンドスタンドプッシュアップ、トーストゥバー。
例: ランニング、ジャンプロープ、ローイングマシン、バイク。
クロスフィットの核となる日替わりのトレーニングプログラム
例: 7分内にスクワット10回→プルアップ5回→バーピー15回を繰り返す。
例: 15分間でスクワット10回→プルアップ5回→バーピー15回を繰り返す。
例: 1分ごとに10回のデッドリフトと15回のジャンプロープ。